2月最初の釣りは、船でのサクラマス。本当は海アメでも行こうかなと思っていたのだが、漁師のJJから「明日良さそうだから行かないか?」と金曜日の夜に電話があり、行くことに!
7:30頃に出港し、日昼部沖に到着。すでに漁船、プレジャーボートが何隻もいる。波は1.5mってところか。
早速、釣り開始!釣法は、バケ釣り。
最初は、喰いが渋く、型も小さかったが、9時頃から入れ食い状態。
型も少し良くなり、1㎏くらいのがポツポツ釣れてきた。
最終的には、JJと合わせて70尾は釣っただろうか。結局、最大は1.4㎏と平凡だったが、今時期はこんなもんだろう。
ご存知の通り檜山では、「
さくらます船釣りライセンス制」が試行されていて、1日1人10尾以内という釣果制限がある。
でもJJ的には「お前が10尾であとは俺が釣ったことにすれば問題なし!そんな制度守ってたって面白くない。そもそも試行だろ!」ってな感じだ。
JJばかりでなく漁師の大半は同じ考えだと思う。
漁師ってのは、1日1日が勝負。今日釣れたからと言って明日釣れるなんて保障などない。特に冬場は時化が多く出漁の機会そのものが少ない。日々の出漁で日々の生活を支えているから漁師は短腹なのかもしれない。「明日があるさ。」なんてのん気なこと言ってられないからね。
短腹な反面、情に厚いのも漁師。船内で釣れない人がいれば何とか釣らそうとするし、釣れた時は自分のことのように喜んでくれる。釣果が思わしくなかったときのために自分で釣って冷凍してた魚などをお土産に用意しといてくれる。
また、漁船だろうとプレジャーボートだろうと故障しているのを発見したら我先に向かう。船上ってのは、死と常に隣り合わせ。ニュースで海上事故があれば「明日は我が身」といつも肝に銘じるそうだ。だからこそ他人のことを自分のことのように思えるのだろうか。
ちょっと話がそれてしまったが、JJを含め私の知る限りの漁師は、1日1人10尾を守れなんて言わない。それどころかプレジャーボートの人と「何尾釣った?型は?」って情報交換をしている。黙認というかなんというか…
そもそも最近始まった制度で馴染みもないし、「釣れる日もあれば釣れない日もあるんだから」と。釣れないときの面白くなさを誰よりも多く味わっている漁師だからこその言葉だろうか。
資源の保護って観点からすれば決して良いとは言えないが、1本竿での釣りなので定置網や刺し網のように根こそぎではない。放流が盛んになってきた今でもサクラマスの大半は天然だと考えられている。つまり、天然魚が遡上し自然産卵して世代交代している。
どこまでが釣り過ぎでどこまでが釣り過ぎでないのか。正直わからない。船釣りばかりやっている人からすれば、1日1人10尾ってのは、釣れるときはすぐ釣れるので納得できないだろうし、磯からしか釣らない人にすれば、10尾ってのは未知の数字で釣り過ぎって思うかもしれない。
結局は個人の感覚だと思う。私自身、学生のころは、1日にヤマメの3桁釣りをしたこともあるが、当時は釣り過ぎって感覚は全く無かった。(サクラマス100尾って考えると………)
個人の持っている知識や情報によって受け止め方が全然違ってくるだろう。
どちらにしてもこのライセンス制には、制限や監視体制も含めまだまだ課題があると思う。
まぁ、数釣りが楽しめるのもあとわずかなので平均すれば1日10尾になるだろう。
てな訳でJJまた頼みます!
釣行日 2月7日 7:45~11:15
場 所 日昼部沖
釣 果 サクラマス 3?尾 最大1.4㎏
釣 法 バケ釣り
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