北海道　せたな釣り紀行

北海道の学生達のほとんどが夏休みも終わり、恐らく今日あたりから学校に通っていることだろう。

「夏休み」という自由時間をもう10年も味わっていない。そして、不思議なものでそれが普通になってしまった。
勤め始めたころは、この長期休暇がないことがストレスだった記憶があるが今では全くストレスに感じない。

それでも最近思うのが「今の自分に夏休みを与えてくれたら学生時代よりもっと楽しい時を過ごせたかも」と。

車を手に入れ、船舶免許を持ち、知識、経験も増え、行動範囲も広がった今なら「夏休み＝釣り三昧」だろう。全道各地を転々と釣り歩くも良し、道外へ行くも良し、もしかしたら海外！なんてことも。けど結局近場の新しいポイント探しばかりしてそうだ。

かと言って学生時代の夏休みが楽しくなかった訳ではない。毎日のように30分～１時間も自転車こいで海水浴三昧だった。朝から夕方まで泳いで帰りの自転車では足がつってしまうこともよくあった。（泳いでる最中も結構つってたなぁ）それでも「疲れた」と感じた記憶はほとんどない。今考えると驚異的な体力だった。毎日トライアスロンみたいなもんだ。

今なら１日ももたない気がする。ってことは、夏休みを与えてもらっても釣り三昧は無理かもな。私は日々のデスクワークに相当体力を奪われたのだろう。

このまま歳をとってしまえば、私の素人釣り師としての選手生命は短くなる一方かもしれない。

それだけは勘弁。

まだまだ何十年も先の話だが、退職という長～い「夏休み」を楽しむためにも体を鍛え直すとするか！

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