匠の素顔
気が付けば12月。
読書の秋も終わってしまいましたが、最近読んだ本がコレ
とっても魅かれるタイトル。
何の「匠」かって?
それはハンドメイドルアーの匠。
釣りを愛するプロが選んだ、こだわりの釣具通販サイト「TSUTTA」でも紹介されている面々。
内容的には、サイトに掲載されているものとほぼ変わらないが、個人的にはじっくり読みたいものはパソコンの画面よりも本の方が良い。
そして読み出すと止まらず二日で読破。
これを読んだからってハンドメイドルアーが作れるわけではないが、「釣り好き」という一つの共通点を持つ私にとって、そこからハンドメイドの世界へと向かった彼らの言動は非常に興味深い。
専業の方もいれば、兼業の方もいる。
過去の経歴も様々。
ただ一つ共通していることは、やはり「釣り好き」であるということ。
「ハンドメイドルアー」と一括りにしても経歴が違うからこそ、それぞれこだわっているポイントが違う点も面白い。
皆、釣果最重視かと思いきやトップ系の匠は見た目重視。
見た目と言ってもよりリアルを求めたり、そうでなかったり。
とにかく個々のこだわりを最重視している。
でも最重視している点が違うだけでその他の部分をおろそかにしている訳ではなく、見た目最重視でも釣果や強度なども非常に高いレベルである。
だからこそ量産品との差別化が図られ、ハンドメイドというジャンルが確立できたのかもしれない。
まぁ、そんなことはハンドメイドルアーを買ったことが無い私が言うまでもないし、この本を読んで得たかった部分はここではない。
ハンドメイドの世界に趣味として半歩、いや指先を踏み入れたばかりで技術的なことを学ぼうとしている訳でもない。
一つのことにこだわり、努力し、成功し、それでも探究し続ける情熱。
そこから何か刺激を受けることが出来れば!
そんな思いで読み、思惑通り刺激を受けました。
荒天続きでフィールドが遠ざかっているこの頃。
今までなら無理してでもフィールドへ向かわなければ気が済まなかったが、ここ最近はそうでもなくなってきた。
その時間を釣りそのものではなく、関することに費やすことでこうして刺激を受けることが多くなり、結果としてプラスに向かっている気がする。
そんな感じで週末も家に閉じこもり読書。
でも、さすがにそろそろ釣りに行きたくなってきた。
今週末に備えて、タックルのメンテでもしようかな。
ちなみにこの本の中にあった「ハンドメイド講座」は、かなり参考になりました!
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