サケ・マス調査のついでに 9/20
シルバーウィーク2日目は、釣り仲間でサケ・マスの遡上調査。
河川環境が改善され、年々遡上数が増えている渓流へ。
この日の隊員は、ISAさん、KATさん、HAYさん、KGYくん、そして私の5人。
入渓と共にサケの遡上が見られ、数え切れないほど。
上流に進むにつれ、サクラマスの姿も確認できた。
サクラマスも1尾2尾の少数ではなく、2桁に迫る勢いでサクラマスの周りにはヤマメの姿も多数確認できた。
そして、調査のついでにロッドも振ってみる。
ただ釣りがしたいだけではない。
目的はニジマス。
この渓流はとても小さく、更にはサクラマスの遡上を拒む滝があり、そこまでの流域でしか繁殖できない。
一方、ニジマスは滝の上流全域に生息し、上流域のヤマメを駆逐、更に下流域にも生息域を伸ばしている。
ロッドを振ると案の定、ニジマスが釣れる。
ニジマスだけでなくイワナも釣れた。
更にはヤマメ、アメマスと他の魚種も釣れたが、圧倒的にニジマスが多い。
やはり下流域でも最大勢力となっている。
そして、これがサクラマスの遡上を拒む滝。
増水時にこの上に遡上できる可能性もゼロではないかもしれないが、相当厳しいだろう。
この滝の上流でもロッドを振ってみたが、下流域よりもややサイズが大きい感じ。
帰りの時間も考慮し、少し進んだ所で昼食休憩を挟み引き返した。
結局、ルアーとフライで釣ったニジマスは合わせて約20尾。
どれも25㎝前後。
釣れなかったニジマスの方がはるかに多く、この小渓流でこれだけ数が増えると個体一つ一つはこのサイズくらいに落ち着くのだろうか。
正直、釣ることでの駆除は不可能だが、黙っていれば上流域の個体数が減ることもないし、当然、下流域の個体数も減らない。
多少なりとも下流域でのニジマスの生息数を減らし、本来の姿に近づけることしかできない。
それでも何の手も打たないよりはマシ。
せっかく、河川環境が良くなってサケ・マスの遡上数が増えているのだから、繁殖できる環境を維持しなくては!
釣行日 9月20日 8:30~11:30
場 所 某渓流
釣 果 ニジマス 数尾、イワナ 1尾、アメマス 1尾、ヤマメ 1尾
ロッド
シマノ(SHIMANO) CARDIFF カーディフ 50UL-B
リール
シマノ(SHIMANO) 05 カルカッタ 51
ルアー
「スミス(SMITH LTD)D-コンタクト 50mm ピンク」
「スミス(SMITH LTD)D-コンタクト 50mm チャート」
ハンドメイドスピナー
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